「博多とよみつひめ」
「とよみつひめ」というプレミアムイチジク。
何故買ったかと言うと、先週の「満点☆青空レストラン」という番組で紹介されていて、「甘い」と絶賛されていたから。
去年、生まれて初めて食べたイチジクは「無味」で、甚だイチジクに対しての印象が悪かった私。
さすがにテレビで紹介されるイチジクなら美味しいであろうと、二度と買わないと思っていたイチジクに手を出したのであった。
この「とよみつひめ」は皮ごと食べられるらしい。
でも私は剥いて食べたw
感想は…「甘いか甘くないか」と訊かれれば「甘い」と答える。
でも、一口食べて「甘~い!」って感動するような甘みは感じられなかった。
ネットでググると「とよみつひめ」は糖度17らしい。
ただ、あっさりした甘みらしいので、そこまで甘く感じない人もいるとかいないとか。
いや、でもさ、あっさりしてても糖度17なら甘いよね??
そんなに甘く感じなかった…
私の味覚が変なのか??
で、息子に食べさせて感想を聞いたところ「味が薄かった」と。
あああ、そうそう、そうなのよ。薄いんだ!
このイチジク、めっちゃ水分が多い(去年食べたイチジクより多いと思った。標準は分からない)ので、その分薄まって感じるのかも??🤔
いや、そんな訳ないか…
というわけで、生で食べても満足感が得られないと思った私は、これをお菓子に変身させる事にした。
最初は甘露煮にしようかとも思ったんだけど、甘露煮のレシピを見ると皆さん青いイチジクを煮込んでる。
皮も固そう。
でも「とよみつひめ」は皮が薄くて既に熟してるような感触。
これを煮たら形がなくなりそう。
そういえば冷凍庫に先月作ったタルト生地があったなと思い出し、そろそろ1ヶ月経つから使ってしまわないとと思い、イチジクのタルトを作る事にした。
ただ、問題なのはココア味のタルト生地なんだよね…大丈夫かな?まぁいっちゃえー!!w
…というわけで、タルト生地にダマンド(アーモンドクリーム)を敷き込み、上にイチジクを並べた。
(輪切りのレシピもあったけどくし形に切ってみた)
これで3個分使い切った。ちょうどいい量かも?
焼き上がりがどうなるか楽しみだ…
で、焼いてる途中でオーブンを除いたら…イチジク、ダマンドに埋もれてますがな😅
せっかくモリモリに盛ったのにーーー!w
そして焼き上がったのがこちら。
(ちょいと焼きすぎに見える…)
しっかりと埋もれてます😅
使用前使用後でこんなに印象が違うのか!ってくらい、想像していた(理想の)姿と違う…w
カットしてみたらこんな感じ。
(思いっきりイチジクが沈んでますな…w)
これね、イチジクの水分が多すぎてダマンドに水分が染みちゃってるね。
タルトの底はしっかり焼いたお陰でサクサクだったけど、明日になったら水分でふにゃふにゃになってそう…
で、いざ実食!!
イチジクはと言うと、まるで焼きナスのような食感であった。
焼きナスと違うのはほんのり甘みがあるところ…かな😅
それよりもタルト生地のココア味の方が勝っててイチジクの味なんてしない💦
イチジクの存在感は「水分」のみって感じ…
これ、ドライもしくはセミドライにして載せれば良かったのかもしれない。
水分が多すぎるから重たくて沈んだし、食感もよろしくないし、味も微妙だった。
セミドライだと甘みも凝縮されて良かったのでは?と思ったり。
ただ、イチジク以外のタルト部分は美味しく出来たから良かったw
しっかり焼いたので割と生焼けしやすい底の方もサクサクに出来たし。
ただね、やっぱり水分が邪魔してるなーって感じ。
フレッシュのイチジクタルトはもう作らないわ!!w
で、この中途半端な味のタルト、ほんの少し友達に持って行ってもらった。
明日になると確実に食感が悪くなると思ったので、今日取りに来てくれそうな友達に声を掛けたら仕事帰りに寄ってくれた。
その友達もイチジクはよく分からん…って言ってて、「そんなもんかー」な感覚で食べたらしいw
やっぱ道民にはイチジクは縁がない果物かもしれないw
◇◆◆◇
今日の宅トレは有酸素12分と腹筋5分。
やらないよりはマシ。そう思って頑張るのだ。