お仕事

と言うほどのものではないけど、友達に頼まれたお直しをようやく済ませた。

友達の旦那さん(バンド仲間なので私も顔見知り)のコートの袖口を詰めて欲しいというものだった。

依頼されたのは先月だったんだけど、重たい雪が降って雪かきで疲れたとか、やれ友達の誕生日だ、やれバレンタインだ…とお菓子作りをしていたら、落ち着いて作業出来る日がなかなかなくて、気付いたら1ヶ月近く経ってた。

まぁ春物のコートの袖のお直しなので急がないとは言われていたんだけどね。

一応、お仕事として承ったお直しだから、失敗がないように万全の状態で臨みたいのよ。

で、その依頼してきた友達が今週遊びに来るから、その日までにお直しをしてしまいたいと思って今日頑張ったのだった。

遊びに来るのが水曜日で、明日、明後日とお菓子作りに充てたいから洋裁やるなら今日しかないと思ってたんだよね。

あと、天気が良くて室内が明るい事も条件のひとつかな。

手元が明るくないと見づらいし、気分が乗らない😅

今回のお直しは正直、私にとってはハードルが高かった。

というのも、長年着てすり切れた袖口が目立たないように詰めて欲しいという依頼だったから。

どういう事かと言うと…

袖口がすり切れてパカパカ😅

酷いのは右袖だけで左袖はここまで酷くないんだけど、とにかくこのすり切れた部分が表から見えないように丈を詰めて欲しいとの依頼。

で、私は掛け接ぎの技術は持っていないので、出来ればこのすり切れた部分を全部裏地の中に隠せるように丈詰めをしたいのだけど、そうなると2cmは袖を短くしないとならない。

そのあたりを本人に確認しておいてーと友達に言って、コートだけ先に預かっていたら、次の練習日に本人から「不本意だろうけどなるべくギリギリ長くして欲しいんだよね」って言われちゃったんで、5mmだけ詰める事にした。

すり切れた部分が隠れてなくてもいいんだって。

そう言われたらその通りにするしかないよねー

縫い目をほどくのは袖口だけ。

裏地はミシンで縫われていたけど、ミシンで縫い直すにはコートの裾をほどかないと無理なので、今回は袖口のステッチはミシンをかけるけど裏地は手縫いでまつっていく事にした。

(ていうかそれしか方法がない😅)

手縫い苦手…しかもめっちゃ苦手な奥まつり。頑張らねば

で、何とか形になった。

パッと見は綺麗な状態に見えてると思う！

上の写真とほぼ同じようなアングルで撮ってみたけど、我ながら綺麗に修正出来たのでは？と思うw

袖口から5mm入った所に以前の袖口のすり切れが。

本人の希望通り、ギリギリの長さで詰めたと思う。

すり切れた部分は裏から接着芯を貼ったんだけど、それだけじゃ心許ないというか、そのうちすり切れ部分を引っかけたりして接着芯が剥がれる可能性があるので、ジグザグミシンでかがってみた。

どっちみちすり切れ部分が線になっちゃうし、それならほつれやすい線ではなくほつれにく線の方がいいからね。

角度を変えたらこんな感じ。そこまで目立たないと思いたい…💧

裏地も5mm詰めた。

そのまま元の折り目を残して縫い付けても着る分には影響はないと思うけど、やはり経年劣化で変色してるから、5mm詰めた方が変色部分が隠れて良い感じかなと思う。

というわけで、4時間20分くらいかかって作業は完了。

今日中に終わって良かった…

これで明日と明後日は水曜日の茶話会のために時間が使える。

しかも明日の午後には注文していた製菓材料等々が届く予定なのでワクワクなのである。

ちょっと作ろうと思っていたものがあってね…

さて、久しぶりに集中したので何だか疲れちゃったよ。

でもちょっとだけ達成感があるので今夜はぐっすり眠れそうだ(いつもぐっすり寝てるけど)